10年間相談職をして思うこと
みなさんこんにちは

ひいらぎの里 ミズシナです。
早いもので、ひいらぎの里に入職をして7年目になりました。
事務所の引っ越しや、立場が変わるなど、思いがけないことが多くありましたが、
地域住民の方、そして素敵な職員に支えられながら、
お仕事を続けることができてうれしく思います。

ひいらぎの里に入職する前のお仕事も相談職でした。
その期間を合わせると10年になります。
ここでは、10年経験したなかで最近、
超個人的に感じていることを書いてみようと思います。
〇使わないワード
わたしは「多分」という言葉は使わないようにしています。
「おそらく」を使います。多分って適当な感じがしませんか?
(感じているのは私だけでしょうか)

ご説明を求められるなかで、確定的な話ができない場面があります。
例えば、「いつごろ介護認定の調査員がいらっしゃいますか?」
希望するデイサービスが満員のとき、
「だいたいいつごろ空きますか?」などの質問です。
調査員からの連絡は一般的には2週間以内にはありますが、
訪問調査の日にちは翌日の場合もあれば翌週、2週間後のこともあります。
申請件数や調査員の人員、都合によります。
デイサービスもたとえ空きがでても、
送迎ルートを組んだときに行けないルートであれば、
他の方が優先されることもあります。
質問にびしっと答えてしまうことで、
のちのち〇〇さんはこういってたのに!とトラブルにつながる懸念もあるので、
あえて曖昧な表現を用いてお返事することがあります。
あと、「もしもし」も使いません。

これは、私が新卒のときにビジネスの場で、
もしもしは失礼にあたると上司に教えていただいたからです。
明治時代以前は「もし」と一言だけだったそうですが、
電話が普及し、電話での音が聞きとりにくい場面もあって、
申します申します(のちに略されて もしもし)と2回繰り返すようになったそうです。
もっともっと昔は、
「おいおい」「こらこら」と呼び掛けていたそうです。面白いですね。
言葉の表現によって印象は大きく変わると思います。
相談職の一番の武器は「口」(おしゃべりテクニック)だと思っているので、
これからも一生懸命磨きます!

それではお久しぶりの投稿をみていただきまして、ありがとうございました。
